突然の黒幕発言に一瞬何を言っているのよくわからなかった中の人をほっておいてドンドン話を進めるセラーナさん。
ストーリー自体にかなり無理がある場所もありますが、そこらへんも無理やり脳内補完しつつバックグラウンドストーリーをまとめてみました。
ーーーードーンガードのバックグラウンドストーリーーーーーー
ドーンガード編の話は、ベースとして本編では触れられていなかったスノーエルフが題材にされています。エルフの時代後期にノルドとの戦いに敗れたスノーエルフたちはドワーフに助けを求め、助けてもらう見返りにファルメルにされてしまいました。
スノーエルフの面影もなく、まったく別の化け物にされてしまったファルメルさん
そんな中、ファルメルにならずアーリエルの祠を守り、ひっそりと暮らしていた100人ぐらいの小さなスノーエルフの集落が忘れられた谷にありました。その集落の最高司祭のヴィルスールさんは弟子から血鬼病をうつされてしまいます。アーリエルを信仰している最高司祭だったのにアーリエルの加護がなかったことに対しての逆恨みをしたのが事の始まりです。
吸血鬼になってしまった最高司祭のヴィルスールさんは、スノーエルフの集落をファルメル達に襲わせます。これは吸血鬼になってしまったことがばれないようにするため、そして自分はファルメルにとらわれ被害者であると弟の騎士司祭のキレボルさんに思わせるためです。
ファルメルに囚われ、変になってしまった兄を殺してほしいと頼む弟のギレボルさん。殺してほしいそうは言われても、スノーエルフはレッドデータブックにも記載されスカイリムに2匹しか生き残っていない天然記念物。なんとか助けてあげようという気になってしまいますよね^^
ファルメル達にスノーエルフの集落を襲わせ、最奥聖域に引きこもった最高司祭のヴィルスールさんは「アーリエルの弓とコールドハーバーの娘の血を使えば、太陽を消すことができる」って話を見つけます。この話の元ネタは星霜の書(血)に書かれている「ドラゴン達が人間の国に舞い降りる時、闇と光が混ざり、夜と昼は1つになる」って話です。
星霜の書(太陽)を広げ読み上げる聖蚕の僧侶のデキソンさん。「アーリエルの弓」「夜の子供達の中から、ドレッド・ロードが現れる」、「ドラゴン達が人間の国に舞い降りる時、闇と光が混ざり、夜と昼は1つになる」ってキーワードを読んでくれました。
引きこもりの最高司祭のヴィルスールさんがその話をどうやって知りえたのかは不明ですが、最高司祭としてアーリエルの弓を守りアーリエルを信仰していたため、そのような伝承が伝わっていたのかもしれません。最高司祭のヴィルスールさんの手元にはアーリエルの弓がありましたので、あとはコールドハーバーの娘され手に入ればいいだけです。
最奥聖域の祠に収められているアーリエルの弓、かっこいいいですよね。
自分でコールドハーバーの娘を探しに行けばよかったのですが、アーリエルの最高司祭が吸血鬼になってしまったという今世紀最大のお笑いネタは絶対にばれてはいけません。またヴィルスールさんは弟子から吸血鬼にされた一般の吸血鬼、片やコールドハーバーの娘はデイドラの神モラグ・バルによって吸血鬼になった純潔の吸血鬼であり真祖です。明らかに吸血鬼として格下のヴィルスールさんが、直接この話をハルコンさん達にお願いすることはプライドが許さなかったのでしょう。
無論、アーリエルへの復讐は自らの手で行うことに意味があるので、ハルコンさんにアーリエルの弓を送るわけにはいきません。
そこでヴィルスールさんは星霜の書の予言を元に、「アーリエルの弓が奉納されている場所にコールドハーバーの娘を連れて行き、その血をアーリエルの弓に捧げれば、太陽を消し吸血鬼の楽園を作ることができる」って新たな予言書(嘘)を作り、この予言書(嘘)を信じた吸血鬼たちがコールドハーバーの娘をヴィルスールさんの待つ最奥聖域に来るのを待っていたというわけです。
コールドハーバーの娘を二人(セラーナさんとヴァレリカさん)を持つ吸血鬼の王のハルコンさんはそのその予言書(嘘)を読み、吸血鬼の楽園を作るためにアーリエルの弓を探すために星霜の書(血)、(太陽)のを2つ手に入れ、あとは聖蚕の僧侶を捕まえてアーリエルの弓の場所を調べるところまできていました。
しかしこのハルコンさんの行動に対して危険を感じた妻のヴァレリカさんがハルコンさんを裏切り、コールドハーバーの娘であるセラーナさんと星霜の書(太陽)をディムホロワ墓地に隠します。
理由も知らされず星霜の書(太陽)とともに、ディムホロワ墓地でコールドスリープされてしまったセラーナさん。
そして同じようにコールドハーバーの娘である自分ともう一つの星霜の書(血)をソウル・ケルンに持ち逃げします。
絶対に見つからないように隠れたソウル・ケルンだったが、ここの主のアイディール・マスターとの取引に失敗して、閉じ込められてしまったヴァレリカさん。(ここまでが第一紀200年頃)
このヴァレリカさんの行動により、残念ながらヴィルスールさんの計画、そして予言の書(嘘)を信じて行動しているハルコンさんの計画は頓挫します。ハルコンさんはコールドハーバーの娘のヴァレリカさん、セラーナさん、そして持って行かれた2つの星霜の書を求め、部下の吸血鬼たちを捜索に出します
その後4000年以上、月日は流れ、第四紀200年頃、吸血鬼の活発な動きに気づいたイスランさんはステンダールの番人を辞め、ドーンガードを再結成し、吸血鬼に対応します。
Riften の Jarl によって第2紀に結成されたドーンガード。吸血鬼になったJarlの息子を隔離させるため要塞()を建造し、ドーンガードという名前の傭兵部隊を使ったことが始まりだそうです。
まずイスランさんは吸血鬼の活発な動きに対応するため、ガードのメンバーを急遽募集します。
まだ駆け出しのどばきんちゃんにまで声をかけてメンバー募集をしているドーンガードのデェラックさん(旅日記16日)
一方、吸血鬼達はステンダールの番人達の本部「番人の間」を襲撃し、ステンダールの番人の動きを弱体化させることに成功。
吸血鬼たちに襲撃された番人の間。ドーンガードを入れる前ならお茶ぐらい出してくれるらしいのだが・・・・
このように吸血鬼対ドーンガードの戦いが激化していく中、ドーンガード砦のイスランさんにドバキンちゃんが話を聞きにいくと、セラーナさんの封印されているディムホロワ墓地の調査を頼まれます。
そして、ディムホロワ墓地でセラーナさんの封印を解くことにより、新たな物語がはじめっていきます。長々と書きましたがこれがドーンガードのバックグラウンドストーリーになっています。中々奥の深い話ですよね。