ーーこの記事は古いです。最新のバージョンでは記事の内容が異なることがあります。ご注意ください(2015・11・16)ーー
前々回の「modの紹介その2冒険者はおしっこをしない」がアクセスが一番多いと思っていたら、「その3 Texture BlenderとMod Organizer」の話のほうがダントツにアクセス数が多かったので、アクセス数を増やすためにも今回は似たようなMOのお話です。
前々回の「modの紹介その2冒険者はおしっこをしない」がアクセスが一番多いと思っていたら、「その3 Texture BlenderとMod Organizer」の話のほうがダントツにアクセス数が多かったので、アクセス数を増やすためにも今回は似たようなMOのお話です。
Mod Organizer自体の使い方は、以下のページで非常にわかりやすく紹介されている方がおられますので、一度ご覧ください。
Mod Organizerとちちくりあう再構築
Mod Organizerとちちくりあう再構築
Mod Organizerで沢山のmodを管理していたり、FNISとSKYREを使っている人用の話題です。MOではテクスチャーデータとかならそのまま放っておいても、上書きされるだけですので、気にせずにガンガン入れてMOで管理すればいいのですが、他のmodをマスターにしているmodや、FNISを使っている場合はアニメーションを入れた時、SKYREを使っている場合は武器や防具を入れる時にそれなりに順序を行わないと、うまく立ち上がらなくなったり、ちゃんとmodが機能しなくなったりします。
そのため私は、大きな変更をした時や、立ち上がらなくなった時などにこの呪文を順番に唱えます。
呪文その1)MOの一番最後によむOverwriteをmod化、その後、削除し、一旦パッチをすべて消す。
呪文その2)MO上で、Genefnisを実行して、アニメーションファイルのまとめ
呪文その3)MO上で、BOSSを実行して、espファイルの並べ替え
呪文その4)MO上で、reproccerを実行して、ReProccer.espを作りなおす
呪文その5)MO上で、wrye bashを実行して、bashed.patch.0.espを作製
呪文その6)MO上で、TES5Editを実行して、エラーチェックをする。
もっとも普段は、FNIS系だけの変更なら呪文その2だけ。鎧や武器を入れた時は呪文3だけで、1から6までを通しでやるのは1日一回ぐらいです。あくまでも私のやり方で、正しいやり方では無い可能性もありますので、もし正しいやり方を知っている人いましたら、教えてください。よろしくおねがいします。
呪文その1)MOの一番最後によむOverwriteをmod化、その後、削除し、一旦パッチをすべて消す。
作成したOverwrite部分を再度作製を行うためにまず一旦消しちゃいます。これを行うと呪文5までやらないといけなくなりますので注意
OverWriteはそのまま消すことができないので、一旦modの作製で適当な名前のmodにして、その後消去します。本来は上書きされていくので、消す必要は無いはずですが、上書きをあんまり信じてないのと、ちゃんと更新できているのか確認するためにも消しちゃってます。
呪文その2)MO上で、Genefnis実行して、アニメーションファイルのまとめ
fnisを使っている人なら、おなじみの呪文ですよね。
MOから立ち上げる必要があります。登録の仕方等は、色々なホームページ紹介されているのでここでは省略
いつものように、「Update FNIS Behavior」をやってから、「Consistence Check」を実行です。overwriteファイルを消しちゃったので、チェックした項目の情報も消えますので、再度チェックして実行してください。
すると、MOのmodリストのところにあるOverwriteの中に今作成したtoolsとmeshができています。
呪文その3)MO上で、BOSSを実行して、espファイルの並べ替え
MOでは、優先順位の数字の大きい物ほど上書きしていきますが、それはあくまでもmeshやtextureの話です。modファイル内のespファイルの読み込み順序(右側にでているやつ)はMasterファイルが居たりと順番は簡単ではありません。そのためその順番はBOSSを使って並べ直してもらいます。(一部BOSSに登録されていないespで、他のespに依存しているものはマニュアルで順番をロックさせる必要があります。)
BOSSもMOから立ち上げます。MOにBOSSを登録する方法は々なホームページ紹介されているのでここでは省略
BOSSを実行すると、chromeとかのブラウザが立ち上がって結果を見せてくれます。エラーが無ければ特に気にしないでいいようです。「Unrecognised 」になっているのは中を見ればわかりますが、ブルマだったり、張り紙だったりとマスターリストに載っていないだけのものですので大丈夫です。
Recognised Pluginsのほうは、ざーーーとチェックしましょう。必要ならTES5で後ほどクリーニングをします。(場合によってはクリーニングをしないほうがいいこともありますので、クリーニングするまえにホームページ確認したほうがいいです。)
呪文その4)MO上で、reproccerを実行して、ReProccer.espを作りなおす
Skyreでは武器や防具の各種特性を大幅に変更しますので、modで武器とかを追加した場合は、reproccerを実行してReProccer.espを作り直す必要があります。
例によって、MOからreproccerを立ち上げます。
ちなみにMOには、私の例では上記(下記)のようなパラメータで登録しています。(reproccerを実行するにはjavaが必要です)
タイトル :reproccer
プログラム :C:\Program Files (x86)\Java\jre7\bin\javaw.exe
開始フォルダ:C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Skyrim\ModOrganizer\mods\ReProccer-skyre\SkyProc Patchers\T3nd0_ReProccer
実行パラメータ:-jar "C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Skyrim\ModOrganizer\mods\ReProccer-skyre\SkyProc Patchers\T3nd0_ReProccer\ReProccer.jar"
するとMOからreproccerが立ち上がります。立ち上がったらはpatchボタンを押してpatchを作ってもらいます。
patchを作るときに、まずbossを使うけどいいって聞いてきますので、はいを押します。いいえを選ぶと作ってくれません。
内部でBOSSを使って並べ変えるみたいなので、MOでロックした順番とかを無視して実行するようです。そのため一部並び方がおかしいって怒られることがあります。私のケースではRoasted Meat -RND.espとKnapsack Enhanced.espが引っかかったので、一旦チェックを外しました。MOではすでにTES5で同じ指摘を受けていたので、順番はロック済みだけど、そのロック情報をreproccerから立ち上げたBOSSは読み取っていないようです。
こ の解決策はわからなかったので、結局怒られている2つのespを一旦外してreproccerを実行することにしました。するとreproccerがエラーなく実行されReProccer.espを作りなおしに成功します(2,3分かかります。ちゃんと出来たかを確認するために、C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Skyrim\ModOrganizer\mods\T3nd0s Skyrim Redone内にあるReProccer.espのタイムスタンプをチェック)。その後、外したespに再度チェックをいれて元に戻しておきます。
呪文その5)MO上で、wrye bashを実行して、bashed.patch.0.espを作製
modをマージしたりしたbashed.patch.0.espを作製してくれます。
例によって、MOからWrye Bashを立ち上げます。MOにWrye Bashを登録する方法は々なホームページ紹介されているのでここでは省略
リストの中から、bashed.patch.0.espをクリックして、rebuild patchを実行。ちなみに実行前のファイルサイズは1KBです。
マージできるespとかを調べてくれます。よければBuild Patchボタンを押してパッチを作成します。
実行後は、ファイルサイズ133KBになってますのでちゃんとパッチができています。
overwriteを覗いてみると、ちゃんとbashed.patch.0.espができて読み込んでいます。これでbashは終了させる。
呪文その6)MO上で、TES5Edit実行
TES5Editは本来はクリーニングをしたりするツールですが、ここでは最後のエラーチェックに使います。
これも当然MOから立ち上げます。MOにTES5Editを登録する方法は々なホームページ紹介されているのでここでは省略
本来はここで、クリーニングするespだけを読み込ませますが、問答無用ですべて読み込ませます。
すると、すべてのespを読み込んでいきます。しばらく時間がかかりますがぼーーと眺めておきましょう。finishedまで無事行ったら、画面に出ているログをどこかにコピペし、ログの中にエラーが無いか確認。エラーがあったら、泣きながらそのエラーを修正する。エラーが無ければ成功、TES5Editを終了させます。
大体こんな感じです。このやり方で間違っているとかご指摘がありましたら、是非お願いします。
次回のmodの紹介 その5では、「T3nd0s Skyrim Redone(Skyre)を導入しよう!」か「Skyrim Sex Lab(SSL)はすごい!」をお送りする予定です。あくまでも予定です。
入れたばかりで難しいですが、本当に毎回助けて頂いてます。
( ^ω^ )