スカイリムの魅力はなんといってもスカイリムを愛する多くのユーザーたちによって作成された環境にあると思います。数万に及ぶmodが開発され、主要なmodについては日本語の訳が作られ、その利用方法や感想、バグレポートが日々報告されており、素人?の私でも多くのmodを導入しスカイリムの世界を冒険することができました。作者、訳者、情報発信者の皆様、本当にありがとうございました。
 旅日記では300個ぐらいのmodと多くのツールを利用させてもらっていました。今回、利用させてもらった多くのmodやツールの紹介を改めて行いたいと思います。
 
 第一回目は必須のツールであったMod Organizerの紹介です。今更紹介する必要もない有名なツールで多くのブログでも取り上げられていますが、一番使ったツールですし・・・

Mod Organizer 1.3.11
 多くのmodを導入し管理するための必須のツール。dataフォルダには手を付けず仮想的にdataフォルダ以下を作成し、上書きする順番を自由に変えたり、espのロード順を自由に変更したりすることができる夢のツールです。
 このツールが無かったら、Skyrimをここまでやってなかったでしょう。スカイリムの環境構築を初めてすぐにツールを使い始めました。ゲームを始めた当初にこのツールに出会えたことに感謝です。

MOの古いバージョンのインストール先は、
C:\Program Files (x86)\Steam\SteamApps\common\Skyrim\ModOrganizer
になっていましたが、今は
C:\Program Files (x86)\Mod Organizer
を進められるようになりましたので、記事によっては、古いままになっていますのでご注意ください。

 色々なところでも紹介をされていますので、詳細は置いておいきます。お勧めのサイトは「Mod Orgainizerとちちくりあう再構築」です。そんな中、MOを使い始めて半年以上たってから分かった失敗とか、機能の紹介です。

(1)nexusのmodをインストールする時は、MO経由でダウンロードしたほうがいい。
ScreenClip.png
MOにmodをインストールする流れは
①modをダウンロード
②MOにマニュアルインストール
③インストールしたmodの日本語化
って順番にされている方が多いと思います。私も多くのmodはこの方法でインストールしていますが、この方法でインストールするとせっかくMOが持つバージョンの管理機能が使えなくなってしまいます。
 loverlabとか、野良で拾ったmodはこの方法でインストールする必要がありますが、nexusに登録されているmodはマニュアルでインストールせずに、できるだけ「download with manager」ボタンでMO経由でダウンロード・インストールするほうがいいです。そうすれば使用しているmodのバージョンが古いのか最新なのかがすぐわかるようになります。
 旅日記連載中に起こったmodのトラブルは最新のmodを導入しておけば防げたものも多いです。無論、最新のmodが必ずしも安定しているとは限りませんので、Descriptionをよく読んでください。
(2)MOの便利な機能その1 読み込みの順番のロック機能でエラーを乗り切ろう
ScreenClip.png
 MOで便利な機能の一つが、読み込み順のロックです。一部のmodはBOSSを使ってもちゃんと並ばないことがあります。
例えば上の例ですと水のみ場を追加するmod「Drinking Fountains of Skyrim」をRNDに対応させるパッチ RND_DrinkingFountaions-patch.espはなぜかBOSSではうまく認識されずRNDの前に読み込もうとしてしまいました。そのためRNDの後に読み込むようにロード順をロックしちゃいます。

(3)MOの便利な機能その2 過去のセーブデータを使えるようにしよう
ScreenClip.png
 MOではセーブデータも管理してくれます。その機能で便利なのが、セーブデータを右クリックして「modの修復」選ぶと、そのセーブデータを作成したときに入っていて今外されているespファイルの一覧がでます。これで途中でmodを追加したり削除したりしても、昔のセーブデータを作った時の環境を確認できます。

(4)MOの便利な機能その3  仮想フォルダを確認しよう
ScreenClip.png
 MOはskyrim\data以下のフォルダの仮想ディレクトリを作成しますが、その仮想ディレクトリはあくまでも仮想ですので、見たりアクセスすることができません。仮想ディレクトリを見るにはデータタブを開いてください。実際に作成される仮想ディレクトリとツリー構造、導入されるファイルが一望できます。

(5)MOの注意点 仮想フォルダが使えるのMO経由で実行したツールだけ!
dataフォルダが無いため、実際のdataフォルダにアクセス使用をするツールを利用する場合は注意が必要です。BOSS、bash,CK,SKSE,reprocer等はMO経由で立ち上げる必要があります。texure Blenderは「texure BlenderとMod Organizer」の記事のように一度skyrim\dataフォルダ以下にファイルを作って、その後modとしてMOに持ってくるって作業が必要になったりします。

例えばBOSSですが、そのまま実行してもDLCのesmしか入っていないdataフォルダ内を並べ替えるだけになってしまいます。
ScreenClip.png
BOSSをそのまま実行した場合(skyrimesmとDLCのesmが認識されているだけの状態)

そこで、MO経由でBOSSを実行するとちゃんと仮想フォルダー内をチェックしてくれます。
ScreenClip.png
MO経由で実行した場合(仮想ディレクトリ内にある多くのespファイルを認識し並べ替えている)

と仮想ディレクトリ内のespをすべて認識し、MOの中で読み込み順を並べ替えてくれます。ゲームを実行するときもあくまでもMOから実行する必要がでてきますので注意してください。

MOの右上のところでMOから実行するツールを登録し、そこから実行します。
ScreenClip


 MO経由で使わせてもらったツールの登録例は以下のようになっていますので、参考にしてください(あくまでも私の環境での例です)

①SKSE:スカイリムのスクリプトの拡張ツール
実行ファイル:C:\program files (x86)\steam\steamapps\common\Skyrim\skse_loader.exe
開始フォルダ:C:\program files (x86)\steam\steamapps\common\Skyrim\

②BOSS:espの並べ替えをするツール
実行ファイル:C:\BOSS\BOSS.exe

③Bash:espをマージしたりパッチを作ったりするツール
実行ファイル:C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Skyrim\Mopy\Wrye Bash.exe

④TESedit:マージしたり、エラーチェックをしたりするツール
実行ファイル:C:\Program Files (x86)\Steam\SteamApps\common\Skyrim\TES5Edit_3_0_31_EXPERIMENTAL-25859-3-0-31EXP\TES5Edit.exe

⑤Creation KIT:espファイルの中を弄るツール
実行ファイル:C:\program files (x86)\steam\steamapps\common\Skyrim\CreationKit.exe
開始フォルダ:C:\program files (x86)\steam\steamapps\common\Skyrim

⑥GENEFNIS2:mod「FNIS」のパッチを作るツール。詳しくは「Mod Organinzerにmodを導入するときの私の呪文」をどうぞ
実行ファイル:C:\Program Files (x86)\Mod Organizer\mods\FNIS Behavior V5 1 1 -- ALWAYS necessary\tools\GenerateFNIS_for_Users\GenerateFNISforUsers.exe
開始フォルダ:C:\Program Files (x86)\Mod Organizer\mods\FNIS Behavior V5 1 1 -- ALWAYS necessary\tools\GenerateFNIS_for_Users
引数:/C "C:\Program Files (x86)\ModOrganizer\mods\FNIS Behavior V5 1 1 -- ALWAYS necessary\tools\GenerateFNIS_for_Users\GenerateFNISforUsers.exe"

⑦reprocer:mod「skyre」のパッチを作るツール。詳しくは「Mod Organinzerにmodを導入するときの私の呪文」をどうぞ
実行ファイル:C:\Program Files (x86)\Java\jre1.8.0_40\bin\javaw.exe
開始フォルダ:C:\Program Files (x86)\Mod Organizer\mods\ReProccer-skyre\SkyProc Patchers\T3nd0_ReProccer
引数:-jar "C:\Program Files (x86)\Mod Organizer\mods\ReProccer-skyre\SkyProc Patchers\T3nd0_ReProccer\ReProccer.jar"

⑧Dual:二本差しmod「Dual Sheath Redux」のパッチを作るツール。詳しくは「MOにおける二本差しへの道のり
実行ファイル:C:\Program Files (x86)\Java\jre1.8.0_40\bin\javaw.exe
開始フォルダ:C:\Program Files (x86)\Mod Organizer\mods\Dual Sheath Redux\SkyProc Patchers\Dual Sheath Redux Patch
引数:-jar "C:\Program Files (x86)\Mod Organizer\mods\Dual Sheath Redux\SkyProc Patchers\Dual Sheath Redux Patch\Dual Sheath Redux Patch.jar"

bashやreprocer等で作ったパッチ、FNISのmesh等は
C:\Program Files (x86)\Mod Organizer\overwrite
の下に格納され、
ScreenClip
最後に読み込まれます。安定してきたらoverwriteもmodにしてしまうのがいいと思われます。


以上、今更なMOの使い方です。すこしでも参考になるところがあれば幸いです。次回はその他のツールの紹介をしたいと思います。